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執筆者の写真MIKI ASAHI

「あざとい女が鼻につく!」その本当の理由とは?

更新日:4 日前


正直に言うと、あざとい女性を見るとどうしても鼻につきました。


(今でもモヤモヤすること、あります笑)



「あざとい」とは、計算された行動で自分を可愛く見せたり、他人の好意を意図的に引き出そうとする振る舞いを指します。


どこかわざとらしく、狙ったような行動に違和感やイライラを感じることがありました。



「あれ、わざとでしょ?」


「なんで男は気がつかないんだよ!バカなの?」



って心の中でモヤモヤが広がっていたのです。


*苛立ちの裏にあるシャドウ



でも、実はこの苛立ちの裏には、自分の心に封じ込めた「シャドウ」、つまり無意識に抑え込んだ自分の一部が関係しているんです。



私の場合、あざとい女性への反感は、家族関係から生まれたかなと思います。


私は、美人で病弱な妹に母の愛情を根こそぎ奪われたと思っていたんです。



母は常に妹の体調を気にかけ、私は健康で元気だから視界に入らない。母が忙しそうにしていたのも知っていたので、頼れないし、甘えたい気持ちにも蓋をしていたと思います。


そうしていくうちに「可愛い」ことや「甘える」ことは、妹だけの特権のように感じていきました。



その結果、、、、私は意識的に「可愛い」を避けるようになりました。



髪型も、服装も、どこか人と違う個性的なスタイルを求めて。


実際、心の奥ではロングヘアに憧れていたのに、その当時、三つ編みをほどいたようなパーマをかけて、オーバーオールを着ていた時期もありました。



まるで『およげ!たいやきくん』のボーカルみたいな格好でした。「これが私の個性!」って言えるものを探して彷徨っていたんです。



その頃、世間では「アムラー」(安室奈美恵さんのメイクやファッションを真似る人たち)が流行していましたが、私は「それは私の担当外だな」と感じ、断然「ハマダー」(ダウンタウンの浜田さん風アメカジスタイル)を目指していました。



写真を撮るときも、可愛く写ろうだなんてとんでもない!似合わない!変!キモすぎる!そう思って、いつも変なポーズでパチリ。。


ふざけた写真ばかりがアルバムを埋めていくのでした。



でも、心のどこかに自分も「可愛く」なりたいという気持ちはありました。


それを強烈に抑え込んでいたからこそ、あざとい女性に対して強い反発を感じていたんですよね。



可愛い振る舞いが許されるのは妹だけ、そう信じ込んでしまっていた分、不快感極まりなかったんです。まるで、その「可愛さ」は私には許されない!!そんな悲しさや苦しさが、あの時の私をそうさせていたんでしょう。




*自分を応援することの大切さ



ある時、ついに「私も可愛くなってみたい」と思いました。



それは、今の夫と再婚が決まったとき、二度目の結婚式のタイミングでした。


「たった一度の人生だ、やってみたかったことをやってもいいのでは?」と思い始めたのです。



一度目の結婚式では、メイクも髪型もすべてヘアメイクさんに丸投げして、出来上がった自分を鏡で見たときにがっかりしました。


顔は白塗りみたいなメイクで、似合わない赤い口紅…。だから、二度目の結婚式では後悔したくなかったんです。



「今回は私も可愛くなりたい!」と思い、「浜崎あゆみさん」風を目指すことにしました。


「あゆみたいになってみたい!」と、人生で初めて本気で可愛くなろうとした瞬間です。



ただ、これが簡単なことではありませんでした。


(そりゃそうです。ハマダーからあゆへの転向ですから…)



心の中には、



「笑われるのではないか」


「似合わないって思われるかも…」



という怖さや恥ずかしさが次々に湧いてきました。


それまで自分に禁じてきたことを許すというのは、思っていた以上に大変なことだったんです。



しかーも!ずっとあざとい女性に心の中でツバ吐いてきたじゃないですか、、、。


それが自分に戻ってくるって、めちゃめちゃ怖すぎますよね。



でも、冷静に考えると、母が「可愛くなること」を禁止したわけでも、可愛さが妹だけの特権だったわけでもありません。


ただ、私がそれを信じ込み、私が自分に制限していただけでした。



本当に大事なのは



\自分自身が「可愛くなること」を応援してあげること/



だったのです。「あゆを目指すことを許す」ことが大切でした。



それから、ゆるふわなパーマのロングヘアに挑戦したり、女子アナ風の可愛いワンピースを着るようにもなりました。



初めて「可愛い自分」を受け入れたとき、まるで心の鎖が外れたような感覚になり、それまで押し込めていた「可愛さ」を自然に出せるようになったんです。



不思議なことに、そうして自分が「可愛くなること」を楽しめるようになってからは、あざとい女性があまり気にならなくなっていきました。




そして今、ショートヘアにしています。



それは、あの頃のように「可愛さ」を避けているからではなく、自分が好きだから選んでいるスタイルなんです。



ときには可愛い服も着るし、ショートヘアも楽しむ。今は、自分が本当に好きなものを自由に選べるようになり、その選択に自信を持てるようになりました。


自分らしくいられることが大切なんだと気づいたんです。




*妹との会話で気づいたこと



ある日、妹に会ったとき、昔の話をする機会がありました。



私は、「可愛くて病弱なあなたに、母の愛情を根こそぎ奪われた気がしていたこと」をブログに書くつもりだと話したんです。


すると、妹は笑いながら、



「可愛くて病弱って、ちょっとずるかったね」



と言いました。その笑顔がまた、まさに可愛かった笑。



でも、驚いたのはその次の言葉でした。妹が、



「私はお姉ちゃんが羨ましかったよ」と言ったんです。


「お姉ちゃん、いつも面白いポーズで写真に写っていて、楽しそうだなって思っていたよ」って。



私からしたら「はぁっ!?」です。意味不明です。



私は、妹に母の愛を奪われた「健康だけが取り柄で可愛くない姉」とその当時は思っていたけれど、妹は私の自由で楽しそうなところを見てくれていたんだと気づかされました。



はぁ〜!やっぱり、私の妹は可愛いのだ!



これこそが「愛されやすさ」というものなのかもしれない…と学びました。


私は妹の言葉を、「可愛い」を封印していた過去の自分にも伝えてあげたいと思いました。




*おわりに



もし、あなたが周りの誰かに強く反応してしまうことがあったら、それはあなた自身が抑え込んでいる感情やシャドウが関係しているのかもしれません。



最初は親やきょうだい、お友達との関係がきっかけだったかもしれませんが、今こそ「自分に禁止したこと」に気づいて、それを自分自身に許してあげるタイミングなのかもしれません。



「あなたの中にある表現したいもの、それは何ですか?」



私はあなたの表現したいものを、心から応援しています!!




そして、過去の自分にも伝えたいです。



「ありがとう!精一杯がんばったね!あの頃の私!」




あなたの大切な人との関係に、私の経験が少しでも役立てば嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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