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子育て応援!叱るたびに自己嫌悪「ごめんね」と思うあなたに知ってほしいこと

執筆者の写真: MIKI ASAHIMIKI ASAHI

「もっと上手に叱れたらいいのに…」


そう思うのに、つい感情的になって怒り散らかしてしまう。そんな自分に自己嫌悪し、どんどん自分が嫌いになっていく。

これ、かつての私なんです。

 

息子たちに怒りをぶつけないようにするために、苦肉の策で、私が押し入れに閉じこもったこともありました。


「このままじゃダメだ!」と、怒り狂う“私の中にいる鬼”を封じ込めようとしたのです。


でも、そんな私の気持ちを知ってか知らずか、息子たちは「ママ、ママー」と呼びかけてくる。


「今は待って…お願いだから放っておいて!」そんな心の声とは裏腹に、幼い息子たちは全力で私を求めてくるのです。


耳を両手で塞いで、自分を制御するのに必死だった時代がありました。

 

どうしてこんなに感情があふれてしまうの?

それは、今ならわかるのです。


「ただ一生懸命だった」からだと思うのです。


手を抜きたくて怒っているわけじゃない。

むしろ、ちゃんとやろうと頑張るからこそ、無理をするし、知らず知らずのうちに我慢が溜まって、ちょっとしたことで感情が溢れてしまう。

 

だけど、ちょっと振り返ってみてほしいのです。


無理をしていませんか?

頑張りすぎていませんか?

気づかないうちに、自分のことを後回しにしすぎていませんか?

 

かつての私は、「いいお母さんにならなきゃ」と、自分を追い込んでいました。慣れない子育てに必死で、気づけばボロボロ。


“理想のお母さん像”からどんどんかけ離れていく自分にがっかりして、さらに自己嫌悪。

 

その自己嫌悪は、気づけば怒りの沸点をどんどん低くしていました。怒りたくないのに、ますます怒りやすくなってしまう悪循環。


「もうこんなふうに怒らないぞ」と抑えれば抑えるほど、バンっと蓋が吹き飛び、感情任せに怒ってしまう。もう最悪でした。

 

でも、今ならわかるんです。頑張りすぎてたんだな、と。


あのときの自分に伝えてあげたいことは、感情的に怒ってしまうことを「もう二度とするなよ」と押さえつけるのではなく、わかってあげること、不完璧を受け入れることが大事ということです。

 

「そりゃ怒るよ。わかってほしかったよね」と、認めてあげると、心の負担が少し軽くなります。


※認めるとますます怒るのでは?と心配されるかもしれません。でも逆なんです。わかって受け入れることで、心が落ち着き、怒りが次第に和らいでいくのです。


だからこそ、まずは自分に「そうだよね、大変だったよね」と優しく声をかけてあげてほしいのです。

 

社会から取り残されている気がする

あの頃、家の中で子どもと向き合っていると、ふとした瞬間に感じるのが「取り残されている」感覚でした。


仕事を持つ友人や、自由に外出している人たちを見ては、「私はこのままでいいのかな?」と焦る気持ちが湧いてくる。でも、実際に何かを始める余裕なんてない。

 

子どもを寝かしつけた後、スマホで流れてくるニュースやSNSを見ては、社会のスピードについていけていない気がして落ち込む。


昔の同僚が昇進した話や、新しいことを始めた話を聞くと、心のどこかで羨ましく思う自分がいる。

 

「私には何もない…」


そんな思いが、さらに自分を追い詰めて焦っていました。

 

そんな自分に、まず言ってあげてほしいことがあります。


「今日も十分、よくやったね!」

「できないことがあった?そんなの当たり前だよ」


たとえ感情的に怒ってしまった日も、それは“ちゃんとしようとした証”怒らないようにしようと努力していた分だけ、止まらなくなってしまったことに気づいてあげることが大切です。

 

もし、今のあなたが自己嫌悪で苦しんでいるなら、まずは「お疲れさま」と自分に声をかけてみてください。


それでも苦しいなら、誰かに「疲れた」って言ってみることにチャレンジしてみてくださいね。


もしも旦那さんに伝えるとしたら、“男性は解決してあげたい生き物”なので“寄り添い”が苦手ですから、


最初に「アドバイスは大丈夫だから、今日は私の話を聞いて味方してほしい」と伝えるのがオススメですよ。


友達でも、カウンセラーでも、誰でもいいです。一人で抱え込むのが一番つらいですからね。

 

もし「私は何もしていないんじゃないか」と、そんなふうに思う日があったとしても、あなたは確かに、毎日、子どもを守り、育て、愛を注いでいるのです。


今も、怒ってしまう自分を変えようと、これを読んでくれているのではないですか?


それも愛情ですよね。


子育ての成果が見えるのはずっと後かもしれません。


でも、あなたは、ちゃんと大切なことをしています。

 

「こんなお母さんでごめんね」ではなく、

「私もあなたと一緒に成長するね!」


そんなふうに思うことで、案外子どもってたくましく育ったりします。

 

“あなたはもう、十分頑張っています”


必要な方に、このメッセージが届きますように。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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