夫といてもつまらない
- MIKI ASAHI
- 6月9日
- 読了時間: 7分
「夫といてもつまらない」と感じるとき、もう一度心を通わせるヒント
「夫といてもつまらない」
そんなことを感じる時期がありました。
会話は業務連絡。
同じような休日。
一緒にいても、それぞれスマホ。
昔は、一緒にドラッグストアに行くだけでも楽しかったのに。
そしてふと、
「私、このまま歳を重ねていくのかな」
って、急に虚しくなる時があったんです。
これが、いわゆる“倦怠期”ってやつなのかな、なんて思ったりもしました。
夫の「反応が薄い」「話を聞いてくれない」と感じる寂しさ
「今日さ、こんなことあって!」
私が少しテンション高めに話しても、返ってくるのは、
「へぇ〜」
「すごいやん」
「俺にはわからへん」
で、終了。
・・・・・。
ちーーーん。
みたいな空気になるんです。
私は、ただ少し、この話を一緒に味わってほしかっただけなんですよね。
「それ大変だったね」とか、「それ面白いな」とか、ほんの少し、気持ちが行き来する感じが欲しかった。
でも、返事があまりにもあっさりだと、
「あー……もういいや」
「あなたに話した私がバカでした」
って、気持ちが萎えてしまう。
話しても盛り上がらないし、反応も薄い。
でも、だからと言って“離婚”したいわけでもない。
ただ、ものすごく“退屈”に感じていたんです。

「夫がつまらない」の奥にあったもの
そして私は、もう一つ苦しかったことがありました。
それは、会話が盛り上がらないこと以上に、“私そのもの”に興味を持たれていない気がしてしまったんですよね。
笑ったり、驚いたり、「それでどうなったの?」って感じがないと、
「私の話なんて、どうでもいいのかな」って感じてしまうことがありました。
「夫が私に興味を持ってくれないのは、私に魅力がないからなのかな」
そんなふうに感じて、寂しくなることもありました。
でも、あるときふと思ったんです。
もしかしたら私は、夫のことを「つまらない」って感じていたけれど、
私自身が、“自分のこと”や、“自分の毎日”をつまらないと感じていたのかもしれないなって。
毎日、同じ流れ。
同じ役割をこなす。
“ちゃんとやる”ことばかりが先行して、
「楽しい」
「嬉しい」
「ワクワクする」
みたいな感情を、後回しにしていたのかもしれません。
すると不思議なもので、外側の世界まで少し色あせて見えてくることがあるんですよね。
それに、私自身も夫の話に、
「ふ〜ん」
「そうなんだ」
「なるほどね」
で終わっていたことが結構ありました笑
でも、自分の気持ちを深掘りしていったときに、もうひとつ気づいたことがありました。
私は、どうやら“安心”して生活していたのかもしれないって。
結婚前は、
「この人と一緒に生活していけるかな」
「私のだらしなさを見て、嫌いになったりしないかな」
「ずっと愛されるのかな」
心のどこかで、そんな不安を抱えていました。
でも今は、少々会話が盛り上がらなくても、少々反応が薄くても、
「嫌われない」
という“関係性への信頼”があったことに気づいたんです。
そして、ふと思いました。
あぁ、私が結婚前に欲しくて欲しくて仕方なかった”安心”を、もう手に入れていたんだなって。
なんだか拍子抜けするような、でも少し嬉しいような気持ちになりました。
だって私はずっと、「安心できる関係がほしい」と思っていたはずなのに、
その安心が当たり前になりすぎて、その価値を見落としていたのかもしれないからです。
そう思うと、「つまらない」って感じていた気持ちを、少し違う角度から見られた気がしたんです。
夫婦って、安心できる関係だからこそ“気を抜ける”。
いつもヒリヒリしたり、綱渡りみたいな関係や、駆け引きばかりじゃ、やっぱりしんどいんですよね。
ただ、その“安心”という価値に気づかないままだと、
いつの間にか“雑な関係”になってしまうこともあるのかもしれません。
「夫といてもつまらない」と本人に伝えてみたら
今回、夫にズバリ聞いてみたんです。
「“夫といてもつまらない”っていうブログを書こうと思う」って。
「ほら、会話も広がらないじゃん」
「やっぱり“共感が少ない”とさ、盛りあがんないとこあるよね」
って伝えてみたら……
な、な、なんと、夫は“鳩が豆鉄砲食らった”みたいな顔をしていました!!!🐦💦
「そうやったん?」
「俺、全然そんなふうに思ってなかった」って。
夫からすると、普通にうまくいっている感覚だったみたいなんです。
「一緒にいる」
「問題なく暮らしている」
それだけで、関係はうまくいっている感覚だった。
“衝撃”ですよね!私は衝撃でした。
私は、
「会話がつまらない=愛されていない」と思っていた。
でも夫は、
「普通にうまくいっている」と思っていた。
この感じ方の違いって、夫婦の中では案外よくあることなのかもしれません。
そして、その時に思ったんです。
「あぁ、夫も“安心”を感じていたんだな」って。
気を遣って盛り上げなくても、少々適当な返事でも、関係が壊れるとは思っていない。
それくらい、私たちは”安心”できる関係になっていたのかもしれません。
倦怠期が教えてくれるのは、新しい「私たち」になること
夫婦って、長くいればいるほど、変化していくのが当たり前かもしれません。
ドキドキは減るし、会話も雑になるし、気づけば“空気みたいな存在”になっていくこともある。
でも、それは必ずしも愛がなくなったということではないのかなって思いました。
今回の出来事を通して、私はひとつの“価値”に気づきました。
それは、結婚前に欲しくて欲しくて仕方なかった”安心」”を、いつの間にか手に入れていたこと、です。
嫌われない安心。
一緒にいられる安心。
帰る場所がある安心。
それを、私はずっと欲しかったんです。
だから私は、「つまらない」という気持ちだけを見るのではなく、
「私たち、ちゃんと安心できる関係になったんだな」という価値も、ここであらためて受け取ってみようと思ったんです。
そして、その安心を受け取ったとき、今度は、
「私は、どんな毎日を生きたい?」
「私たちは、どんな夫婦になりたい?」
という“新しいテーマ”を探してみるのもいいかもしれません。
もっと笑いたい。
もっと楽しみたい。
もっと心を通わせたい。
「夫といてつまらない」という気持ちは、関係の終わりを知らせるサインではなく、
そんな願いを教えてくれるサインなのかもしれません。
私の経験が少しでもお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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